岩根 徹(四万十市) 050

沈下橋行き交う人に声掛けば東京からとぞ答え返へりぬ
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  沈下橋行き交う人に声掛けば

    東京からとぞ答え返へりぬ


■沈下橋

 四万十大河は、何時眺めても、青々と、一途に悠然たる、且つ黙々と流るる詩情を感ずる日々です。時に、豪雨の明くる日には、何はさておき、いの一番に沈下橋の様子を覗きに出かけます。

 数年前の豪雨の日、前日から降り続いた雨で、沈下橋が水位に呑み込まれる様子を、じっと河岸で見詰め、四万十大河の威厳に巻きこまれ、茫然と空を仰ぐほかありませんでした。

 無心状態の中で、流失物等を眺め、唖然たる情景の虜になったものでした。反面、四万十川の水位の偉大さに、下流の農産業などの豊さをつくづく感じさせられます。

 夏季に入れば、周辺の子供達は、夏休みには、午前、午後を問わず、沈下橋周辺で、声張り上げて、楽しそうに水泳、水遊びなどに熱中しています。


 屋形舟七・八人の客乗せて沈下橋をば潜り下りぬ

 四万十の大河行き交う二百キロ下る先き先き菜の花盛り

 まほろばの四万十大河大夕焼小鳥待ち合ひ塒急げり

 赤鉄橋真中辺りで覗き見し青き流れぞ魚群ゆうゆう



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