曽根篤子(愛媛県) 052

早春の四万十川に風さそひ新郎新婦沈下橋わたる
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    早春の四万十川に風さそひ

      新郎新婦沈下橋わたる


■四万十川の閻魔蟋蟀

 高瀬一誌先生との出逢いは、四万十川短歌大会であった。

 そのご縁で、短歌人に入会。よき師にめぐり逢えた至福の時も、わずか5年。2001年5月には、耳沈む哀しいお別れとなりました。未だに一首の挽歌も生み得ぬ日々を過ごしている。

 四万十川のホテルでの朝食後「早くしないと遅れるよ」とのお声にふりむいた時の、テーブルの上の一本のビールが、今でもありありと目に浮かぶ。

 出逢いも神様の思し召しと思いながら、いつか四万十川の閻魔蟋蟀に逢いに行きたいと思っています。

◆高瀬一誌氏の「四万十川の閻魔蟋蟀」【四万十川百人一首】

[プロフィール]

 昭和2年生まれ。主婦。
 「にぎたづ」編集委員を経て、
 日本歌人クラブ・短歌人同人
 松山市在住。


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[四万十川秀歌百選・大滝貞一]


 水底の音聞くごとく立つ鷺の白の反照四万十の夏


 水底をすばやく奔り過ぎる魚をねらって、じっと立ちつくす鷺。普通は孤独に一羽で立つ習性と思っていたところ、白鷺が群れをなしていたことに驚き、「白の反照」という語が生まれたという。水に映る白鷺の反射光だ。

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