青木市子(高知市) 115

年古りて恋しさつのる古里の山よ四万十(かわ)よ熱き人情(なさけ)よ
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   年古りて恋しさつのる古里の

    山よ四万十(かわ)よ熱き人情(なさけ)よ


【水彩画】谷間を見る 四万十川勝間付近
     徳広淳也<大阪府>中村高校第一期卒業生


■古里の自慢・・・

 古里の唯一、自慢出来るものといえば、恵み豊かな清流四万十川があり、人情深いことです。

 我が家は、すぐ下に四万十川を望み、朝な夕なに、季の移り変わりに応じて、鮎、鰻、エビ、カニなど、獲りたてのものを食したものです。

 とりわけ、川好きの夫は、一日の仕事を終えると、束の間を鮎かけに駆け下り、夕餉の一品は、大きな鮎の塩焼き、せごしが普通でした。

 20年ほど前、東京、横浜、神奈川の兄や弟達が、四万十川に遊びに来て以来、すっかり四万十川のとりこになり、定年後は是非、四万十川の畔に住みたい、至っては土地を買って欲しい・・・との再三の電話がありましたが、5軒分となると、かなりの土地が必要となるため、話を進めることが困難でした。そうこうしているうちに、も一度、四万十川が見たい、行きたい、と言い残して、3人の兄弟は他界しました。

 私はもとより、兄弟達も、四万十川は心の古里になっていたようです。


 人恋いて四万十恋いて逝きし兄夢に来て笑み四万十に坐す

 幾春秋人恋い古里恋い老いゆかん枕の下四万十(かわ)流るる


◆北見志保子氏の【望郷の歌】
 http://waka100s.exblog.jp/d2006-02-17
 山川よ野よ あたたかきふるさとよ・・・

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