小谷貞広(四万十市)

老いぬれば老いてしりたる寂しさの庭の桜の散りゆく朝(あした)
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老いぬれば老いてしりたる寂しさの 

      庭の桜の散りゆく朝(あした)


【写真】蜩亭の庭の桜(2008.4.11・四万十川新聞社提供)

 暖かい南風が吹いて桜花は散り、葉桜となっていましたが、蜩亭の門前の桜は、春を忘れていませんでした。庵主小谷貞広氏が、この2月に、ご逝去したことを知ってか、知らずしてか・・・(山藤花)

◆小谷貞広氏の【四万・十人一首】
http://waka100s.exblog.jp/d2007-11-19

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■小谷のおんちゃん逝く・・・

 「小谷のおんちゃん」と太郎は気安く呼ぶが…本当は凄い人である!

 青年時代は「教師」…結婚して「事業家」に転身…趣味は「写真・俳句・短歌」で、特に「短歌」では…「宮中の歌会始」にまで選ばれた偉人である!

 その「おんちゃん」が逝った!
 本人のご希望で「密葬」だったので…知らなかった人は多い!

◆おんちゃんの生前の歌・・・

  生まれくるのもひとりなり死ぬときも ひとりなりけり ひとりはさぶし

  葬式のどこまでつづく 自転車を止めて過ぎゆくまでを見送る

「四万十川はのんびりのんびり♪」

  戸を開けておけば蜻蛉も蝶々も 部屋ひと廻りして出てゆきぬ
  隣家(となりや)の緋鯉真鯉が風に吹かれ わが家の上で泳いでおりぬ
  寝ころびて今年も音を聞くだけの 四万十川のこの大花火

◆写真・・・

 【写真】おんちゃんが若い頃撮った写真である!

  (四万十太郎/「四万十川新聞」より)
                  http://waka100s.exblog.jp/i28/

◆四万十太郎氏の【四万十川百人一首】
http://waka100s.exblog.jp/d2007-03-01

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