御供平佶(埼玉県) 042

四万十に最後に架かる沈下橋脚逞しく対岸の杜    四万十に最後に架かる沈下橋        脚逞しく対岸の杜 【水彩画】四万十川 三里にて:徳広淳也氏(中村高校第一期卒業生) ■テーマ・沈下橋 四万十市の歌人、市川敦子さんのお招きで、「中村市短歌大会」で「松村英一論」を、お話しました。翌日、ご主…
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黒川輝代(宿毛市) 041

四万十川跨ぎ2千余の鯉幟五月の空に銀鱗は舞ふ     四万十川跨ぎ2千余の鯉幟        五月の空に銀鱗は舞ふ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [四万十川の風物詩] ◆こいのぼりの川渡し  「こどもたちの望みをかなえてやりたい」・・・そんな気持ちで始まりました。「こ…
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猿田秀見(四万十市) 040

川を読むことも子は継ぎ鮎釣りに今朝は太めの魚籠を持ちゆく     川を読むことも子は継ぎ鮎釣りに        今朝は太めの魚籠を持ちゆく       (四万十川短歌大会 応募作品) ■川好きの少年が・・・  私は、四万十川の支流の流域に生まれ育ちました。 子供の頃はその川は、自分たちにとって…
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加納 薫(四万十市) 039

四万十川煌く流れに鮴漁の姿みえそむ早春の午後      四万十川煌く流れに鮴漁の        姿みえそむ早春の午後 ■早春の風物詩  四万十川の早春の風物詩に鮴漁があります。幼い頃は、鮴が沢山とれ、鮴と丸干し大根の卵とじが父の大好物であったことを思い出します。  近年は、鮴も少なくなり、残念です。…
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永橋三八夫(土佐清水市) 038

浮く鴨はそのままにして一時を水は入陽に燃えつつ動く   浮く鴨はそのままにして一時を       水は入陽に燃えつつ動く   (四万十川短歌全国大会 応募作品) ■四万十の四季  平成17年度高知県の文学賞(短歌の部)に「四万十の四季」二十首を投稿していたところ、佳作入選でございました。下手でも、四…
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大岸由起子 (土佐山田町) 037

ひき潮に真砂まろぶも透かしみて下る四万十秋まだ青し     ひき潮に真砂まろぶも透かしみて           下る四万十秋まだ青し ■四万十川を下る 数年前、観光屋形船に乗り、四万十川を下りました。丁度、ひき潮でガラスを透かし眺めると、真砂がコロコロとまろんでいました。秋はまだ早く、青い秋でした。 …
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柚季(高知県) 036

七色のカヌー行き交う沈下橋子等の歓声山にこだます     七色のカヌー行き交う沈下橋     子等の歓声山にこだます ■ブログ:四万十川百人一首  NHK高知の「四国羅針盤」を拝見いたしました。  四万十川とPCが大好きなおばさんとしては黙っていられなくて、「ブログ:四万十川百人一首」に訪問させていた…
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谷岡亜紀 (神奈川県) 035

回想の彼方輝く川ありて四人家族が橋渡りゆく    回想の彼方輝く川ありて      四人家族が橋渡りゆく 【写真】春の今成橋(小野秀秋<四万十市>:写真集「自賛他賛」より) ■歌の背景  私は高知市に生まれ育ちました。当時はまだ交通の便が今ほど整備されておらず、幡多中村は高知市内からずいぶん…
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田辺喜久代 (土佐清水市) 034

四万十川の青き水面の艶めきて鮎産卵の季に移らふ     四万十川の青き水面の艶めきて           鮎産卵の季に移らふ       (四万十川短歌大会応募作) ■独り暮らしを、俳句とともに・・・  私の短歌のことですが、1992年頃、南国短歌に作品を発表したのは、1年ぐらいでして、四万十川短歌…
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尾崎 清(四万十市)033

さわだ屋に沢田研二がぶらりきて土佐中村の地酒酌みおり     さわだ屋に沢田研二がぶらりきて         土佐中村の地酒酌みおり ■居酒屋・さわだ屋  四万十川の近くのホテルに泊まっていた沢田研二が、奥さんの田中裕子と一緒に、赤鉄橋からの帰り道、さわだ屋の看板を見て立ち寄ってくれた、という女将の話…
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石黒清介(東京都)032

逆光にてりいでにつつ川二つ合流せんとしてひしめきあへり    逆光にてりいでにつつ川二つ      合流せんとしてひしめきあへり ■中村市歌会にて  この歌は、昭和59年12月1日、中村市歌会に出席した折、市川敦子氏らのもてなしを受けた折の作品です。ほかに、四万十川の歌二首を、お送りします。(石黒) …
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山原健二郎(本山町)031

竹の火で焼くにが竹に手づくりの味噌そえて出す四万十の宿     竹の火で焼くにが竹に手づくりの        味噌そえて出す四万十の宿      (四万十川秀歌百選・大滝貞一) ■にが竹  遊説の途中、四万十川の口屋内の沈下橋のたもとにある民宿に泊まった。その宿で出された「苦竹」はそのままでは、とて…
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花岡 環(四万十市)030

四万十川に底まで透す日の光逆しまになりて鮎は苔食む    四万十川に底まで透す日の光      逆しまになりて鮎は苔食む ■四万十川を散歩・・・ 私は、四万十川大橋の近くに住んで居ります。夕方、その赤鉄橋を渡って、散歩をいたします。  風のない川面の静かな日は、夕日が射し込んで、川底まで見えるのです…
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宮本 操(四万十市) 029

心して浄化努めし山里は排水路にまでトンボ飛び交う     心して浄化努めし山里は        排水路にまでトンボ飛び交う ■清い水を守って・・・  当地は、トンボ博士、杉村さんが青年の頃より「トンボの生態調査」を始められた地域でございます。  この川のやがての行方を思い、私達婦人たちが、油の垂れ流…
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神林敏夫(新潟県) 028

狂詩曲のリズムの如く降りいでて雨滴は青き大河を叩く     狂詩曲のリズムの如く降りいでて           雨滴は青き大河を叩く       (四万十川短歌大会応募作) ■青天の霹靂  思えば遠い日、60歳台に足を踏み入れたばかりの私と妻との初めての旅行らしい旅は、フルムーンの四国一周旅行で…
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中平松鶴 (四万十町)027

渡し舟竹の浮橋沈下橋今日成れりけり抜水橋は   渡し舟竹の浮橋沈下橋     今日成れりけり抜水橋は ■橋の風景・今昔  生家は四万十川の対岸にあり、橋を渡らなければならない。子どもの頃は渡し舟で小学校に通った。竹の浮橋は、冬の渇水期に孟宗竹の筏を幾層にも組んで、両岸から繋ぎ合わせたものである。  …
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岩根鉄也(四万十市) 026

岸躑躅四万十川の遠近に姿とどめよ清き流れに     岸躑躅四万十川の遠近に       姿とどめよ清き流れに ■岸つつじ  「岸つつじ」との出会いは、20年程前にさかのぼるのですが、大野見村で私立高校設立のため、2年間ほど居住していました。その5月の或る日、四万十川の上流方面へ出かけた時、かやの草むらの中…
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村山安義(福岡県)025

およそ死に遠きものの韻美しく四万十川の鶯の声    およそ死に遠きものの     韻美しく四万十川の鶯の声     (四万十川短歌大会応募作) ■四万十川の韻 造型の街、福岡市街、芥ひとつ浮かんでいない那珂川、大自然を失った、わが居住地の風景である。  巡遊の舟より展望する四万十川の大自然の…
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藤井幹雄(島根県)024

四万十の川石につきし食跡を翁指差し鮎を占ふ     四万十の川石につきし食跡を         翁指差し鮎を占ふ     (四万十川短歌大会 応募作) ■四万十川遊覧  この歌は、子供の頃、近所のおじいさんに鮎の食跡を教えてもらった思い出と、四万十川を紹介したテレビで同じような場面があり二つが重って…
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小橋延夫(高知市)023

四万十川の激しき流れ踏ん張りて鰻筒つける蛍火の夜     四万十川の激しき流れ踏ん張りて          鰻筒つける蛍火の夜      (四万十川短歌全国大会応募作)  ■コロバシ(鰻筒)  平成元年から平成11年の10年間、中村市(現四万十市)の幡多信用金庫に勤務した私は職場の同僚N氏の家に毎年…
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