平井軍冶(青森県)022

携帯電話に指示を仰ぎて操舵手は緑の深き上流を指す     携帯電話に指示を仰ぎて操舵手は          緑の深き上流を指す      (四万十川短歌大会 応募作) ■四万十川への旅  この作品が縁で、私は四万十川へ、二度の旅をすることになりました。  最初は、平成7年10月初旬のことで…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

山崎さが(福岡県)021

産卵の四万十川は青澄みてウグイの群れは殺気みなぎる     産卵の四万十川は青澄みて        ウグイの群れは殺気みなぎる       (四万十川短歌大会 応募作) ■すべて美しい四万十川と共に  美しい大自然資源の宝庫四万十川、人の心を癒し、心を洗い、新しい命を生み育てゆく素晴らしい上流から、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

岡林とし枝(四万十市) 020

水底を小石にとどく光ゆれ四万十川瀬鮎のぼりゆく     水底を小石にとどく光ゆれ          四万十川瀬鮎のぼりゆく        (四万十川短歌大会 応募作) ■大切な川  中村市(現四万十市)安並に生まれ、育ちましたが、若き日は、他郷で生活する日が多く、老いて主人と共に、故郷に帰り、四万十…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

吉井 勇(東京都) 019

山ふかく数里のあひだ人に会わず聴こゆるはただ風の音のみ     山ふかく数里のあひだ人に会わず          聴こゆるはただ風の音のみ ■山間の静寂  四万十川の源流に近い、重々たる山間は、人が入るのを拒むほどの深山幽谷が続きます。もう随分と流れに逆らって上って行くのだが、この数里の間に人には会わず…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

田中朋枝(愛媛県) 018

午前四時まだ明けやらぬ四万十川か月の光を幽かに映す     午前四時まだ明けやらぬ四万十川か              月の光を幽かに映す       (四万十川短歌大会 応募作品) ■四万十川の月の情景  四万十川俳句大会に、主人が賞をいただき、中村市を訪れました。市内のホテルに宿り、川下りを…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

阿部 精(宮城県)017

山々の清水束ねて四万十は悠々青く海に誘なう     山々の清水束ねて四万十は           悠々青く海に誘なう      (四万十川短歌大会 応募作) ■清流は心のふるさと  恵まれた自然のままに、山々から湧き出る清水が、本流にまとまり、清澄さを保ちながら、四万十川となり、青い集団となって大海…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

前川竜女(南国市)016

ざるそばの盛りに青海苔振りかけて四万十川の恵みを啜る     ざるそばの盛りに青海苔振りかけて             四万十川の恵みを啜る        (四万十川短歌大会 応募作) ■青海苔  寒風にさらされて青海苔を漁る、川漁師さんの姿を見ますと、今年も四万十川がきれいで、青海苔が育っ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北見志保子(宿毛市) 015

岸のべの松は伐られて過ぎし日の面影くらきふるさとの川   岸のべの松は伐られて過ぎし日の          面影くらきふるさとの川 ■望郷  幼い頃の記憶の中には、四万十川の岸辺には松が植えられていたのに、その松も伐り倒されて、遠い昔の印象が暗く沈んで何となく殺風景になってしまった。  久しく離れ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

工藤きみ子(北海道)014

四万十の川の流れに逆らって泳ぐ真紅の魚になりたい     四万十の川の流れに逆らって          泳ぐ真紅の魚になりたい      (四万十川短歌大会 応募作品) ■四万十川を見てみたい・・・  大滝貞一先生が「いづれにせよ、詩歌に四万十川が登場する場合、土着の人の眼は、おのずと四季折…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

多田美津子(東京都)013

音もなく流るる川面暮れなづみなべてを容るる色やはらかし     音もなく流るる川面暮れなづみ       なべてを容るる色やはらかし ■春・夏・秋・冬の四万十川  夫が、土佐清水市益野(ましの)にある教会の教会長として、平成元年から15年まで、単身赴任いたしまして、私も、その関係で13年間余り、月々教…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大野 晃(長野県)012

四万十の川面に映るむら姿暮らしみつめて秋雲流る     四万十の川面に映るむら姿       暮らしみつめて秋雲流る ■限界集落  これは、四万十川中流域の十和村にある小野集落を初めて訪れた時に詠んだものである。あれからもう30年が過ぎている。夏の調査を終えた最後の夜は、きまって河原が酒宴の舞台になる…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

北村道子(青森県) 011

鮎と僕いっしょに泳ぐと得意げにキラキラ瞳の四万十川少年     鮎と僕いっしょに泳ぐと得意げに        キラキラ瞳の四万十川少年 ■見学したい川  四万十川は、青森のテレビの放映で見て、感動しました。本当に大きくて美しい流れで、今でも瞳の奥深く残っています。  私は、八戸の馬渕川の近くに住んで…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

下田佳子(土佐清水市) 010

空に花咲かせるように網を投ぐ川漁師いきいき舟をあやつる     空に花咲かせるように網を投ぐ       川漁師いきいき舟をあやつる     (四万十川短歌大会 応募作品) ■網を投ぐ  今は主婦として平凡な日々を送っていますが、以前、勤めていた頃、中村市に転勤になりました。その頃は、中村市…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

浜口秋雄(福岡県) 009

黒き背のウグイ浅瀬に群がりて婚姻色の腹ひるがえす     黒き背のウグイ浅瀬に群がりて         婚姻色の腹ひるがえす      (四万十川短歌大会 応募作品) ■ウグイの受精風景  数多い観光旅行の中で、まなこに焼きついて忘れられない光景は、清流なればこそ、鮮明に捕捉出来た、ウグイの受精風景…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

斉藤矢須代(神奈川県) 008

温かき飯にのせ食む四万十の水の匂ひのこもる川海苔     温かき飯にのせ食む四万十の       水の匂ひのこもる川海苔   (第7回四万十川短歌大会 応募作品) ■四万十川の海苔  逗子の町のスーパーで、四万十川の海苔の佃煮が売られていましたのを求め、いただきました。この歌は、その美味しさに感…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

橋田東声(四万十市) 007

ゆふ空に片照る雲のあゆみおそく帆をおろしたる帆柱多し     ゆふ空に片照る雲のあゆみおそく         帆をおろしたる帆柱多し ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■友に語った、四万十川  「友」というのは、土屋文明のこと。東京の「明星」時代、二人は同じ歌人として、…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

森岡郁夫(土佐市) 006

遠嶺に春雪残る津野山の渓(たに)高く舞ふつばめは疾(はや)し     遠嶺に春雪残る津野山の      渓(たに)高く舞ふつばめは疾(はや)し ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■四万十川源流のアマゴ釣り  解禁日の梼原川に続く今年2回目となるアマゴ釣りは、同じ四万十川源…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

横山美子(大阪府)  005

蛇のごと四万十川はうねりつつ海とうつとり婚(まぐは)ひにけり        蛇のごと四万十川はうねりつつ          海とうつとり婚(まぐは)ひにけり          (四万十川短歌大会 応募作品) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■婚(まぐわ)う …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

木戸三亀子(四万十市) 004

赤鉄橋渡りつつ見下ろす朝川に玉網をもち蝦すくふ人        赤鉄橋渡りつつ見下ろす朝川に                  玉網をもち蝦すくふ人          (四万十川短歌大会 応募作品) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■赤鉄橋  早朝、赤鉄橋…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

土屋文明(群馬県) 003

君がほこりし四万十川を今渡る冬の水満ち堤ゆたかなり        君がほこりし四万十川を          今渡る冬の水満ち堤ゆたかなり ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■友が語った、四万十川  「君」というのは、橋田東声のこと。東京の「明星」時代、二人は同じ歌人と…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more